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アドバンストエネルギー開発様

株式会社アドバンストエネルギー開発

マンション、医療機関、塾や学校、公共施設・・・、安全性の求められる建物にセキュリティシステムが完備されておらず不安だと、アドバンストエネルギー開発の代表取締役副社長 石黒 真理夫 氏は訴えます。

そこで、同社が高齢者向け賃貸住宅に採用したのがKTシステムズの提供するIP監視カメラシステム「Milestone XProtect」と、入退室管理システム「Net2」でした。高いレベルの安全性確保はもちろん、限られたスタッフによる低コストな運用が高く評価されています。

目次

自然エネルギーで社会に貢献

--アドバンストエネルギー開発の事業概要を教えてください。


自然エネルギーを利用した
高齢者向け賃貸住宅「大護」

当社は自然エネルギー、具体的には地熱、風力、木材チップ、太陽光に注目して、ビジネスの可能性を探っています。平成22年にはじめました。

自然エネルギーを提供するにしても、その供給先を確保するのはビジネスの大前提です。そこで起業と同時に、供給するべき対象を検討してきました。

その1つが高齢者を対象とする介護サービス付賃貸住宅で、第一弾を平成24年7月、北海道岩見沢にオープンしました。

これからは高齢化社会が本格化し、その快適で安全な施設が必要になります。弊社が所有する地所に建設を行い、エネルギーは可能な限り自然なものを供給しています。社会貢献の一環と考えています。


入居者の安全性確保の課題

--IP監視カメラシステムと入退室管理システムを導入されていますが。

高齢者向け賃貸住宅を建設するに当たっては、いくつかの課題がありました。その最大のものが、入居される方々の安全性の確保です。今はまだ心配ないにせよ、何年かすると心身の健康に不安のある方が出てくるでしょう。そんな方々のためにセキュリティシステムの導入検討を開始しました。

併せて施設の受託管理をする介護サービスの事業会社の選定を開始しました。そしたら意外なことに、介護の業界では、監視等の業務をマンパワーでこなそうとしていました。セキュリティシステムの導入に難色を示します。

複数の施設と相談し、システムが必要であると意見の一致したのが札幌に本社を置いて事業を展開している「介護サービス輝(かがやき)」でした。

頼れるパートナーとしてKTシステムズを採用

--システムを導入することでどのような効果を狙ったのでしょうか。


IP監視カメラと入退室管理システム

限られたスタッフで高いレベルの安全性を維持できるということです。例えばあるご老人の姿が見えないとする。そうなると全員で探索し、見つからなければ警察に相談し、そんなことをしている間は、本来の業務ができなくなります。

しかし、入退室管理システムがあればいつ外に出たか確認できます。もし外に出ていたら、玄関の監視カメラでどちらに向かったかを判断できます。外に出ていなければ中にいるということで、内部の監視カメラで捜し出すことができます。

いずれにせよ、スピーディで確実な探索が可能です。結局これがコスト削減につながるのです。とてもいいシステムをいれることができたと感謝しています。

さらに、ノントラブルということに驚きました。丈夫でメンテナンス費用も安く、これもコスト削減になっています。たとえ何かあってもKTシステムズが遠隔から対処してくれます。

会社所有のマンションにも導入しiPadで監視

--システムの横展開も図っているそうですが。

高齢者向け賃貸住宅での成功をベースに、ほとんど同じ時期になりますが、会社が北海道に持っているマンションと事務所、さらに実家にもIP監視カメラシステムを導入しました。


iPadで粉雪の雪片まで高精細に

これは便利です。私は仕事柄東京にいることが多く、所有マンションを確認できません。でも、ご覧ください。このiPadで札幌のマンションを確認できるのです。雪がひどければ管理人に除雪を依頼することもできますし、雪だまりの処理もお願いできます。

いちいち携帯で現地に雪の状況を確認する必要がありません。東京にいても降っている粉雪の雪片まで、高精細にリアルタイムにわかるのです。これは本当に安心です。

iPadも気に入っています。先日も商用で海外へ行ってきましたが、現地からiPadで札幌のマンションの雪景色を見ていました。この良さは導入しなければわかりません。とても便利な時代になりました。


自社でも取り扱いIP監視カメラシステムの市場を拡大

--今後の展開を教えてください。

これからはマンション、医療機関、塾や学校、公共施設も安全性が問われる時代になりました。人によっては監視カメラをいやがったり、ストーカーみたいに考える人もいますが、もうそんな時代ではありません。女性の入居者も監視カメラがあると安心していただけます。

そもそも日本はセキュリティシステムが遅れています。あっても大変高価なシステムがほとんどです。このため、医療機関、塾や学校、公共施設にもなかなか浸透していません。

しかし、端末は高機能・低価格化が進み、通信環境も整ってきました。これからはIP監視カメラの市場は一気に拡大するでしょう。私は、IP監視カメラシステムの利便性が気に入り、自社でも販売を本格的に開始させることにしました。それほど、このシステムには惚れ込みました。大変楽しみにしています。


(右)株式会社アドバンストエネルギー開発 代表取締役副社長 石黒 真理夫 氏
(左)株式会社KTシステムズ 代表取締役 遠山尚孝

石黒様、本日はお忙しい中、
貴重なお話をありがとうございました。

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