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デンマーク大使館様

監視カメラは世界共通のセキュリティ対策です。だからこそ、世界で最も使われているものを選べば安心です。フレディ・スヴィネ 在日デンマーク大使(右)、技術担当 エリック・フリース・モンドーフ氏(左)

渋谷区猿楽町のデンマーク大使館では、敷地内のビジネスセンターに、Milestone社のIP監視カメラシステムを導入した。その理由、経緯などについて、フレディ・スヴィネ在日デンマーク大使、技術担当エリック・フリース・モンドーフ氏にお話を伺った。

目次

デンマークについての基本情報
・国土 43,095平方km(除くフェロー諸島、グリーンランド)
・人口 550万人 ・首都 コペンハーゲン

デンマークについて

― 今日はスヴィネ大使とモンドーフさんのお二人に、Milestone製品についてお伺いしたいと思います。最初にデンマークについてお聞きします。デンマークはどんな国ですか。

「デンマークの技術者は『統合』によって使いやすい製品を作ることを得意としています」と語るスヴィネ大使。
「デンマークの技術者は『統合』によって
使いやすい製品を作ることを得意として
います」と語るスヴィネ大使。

デンマークを一言で言えば、「小さいけれど強い国」です。国土は九州とほぼ同じ大きさですが、高速道路が整備され、国際空港も4つある「北欧の玄関口」の役割をしています。加えて教育水準が高く優秀な労働者が確保できることから、DELLやMaxMara、Sonyなど多くのグローバル企業がデンマークに北欧拠点を置いています。

ITインフラも整っており、国民一人あたりのパソコン保有率、およびインターネット利用率は世界のトップ3に入ります。

― デンマークと言えば、「レゴ」「ロイヤルコペンハーゲン」「カールスバーグ」などの企業が日本ではおなじみです。デンマーク製品の特長は何でしょうか。

「シンプルさ」、「機能性」、「ミニマリズム(最小限主義)」。この3つがデンマーク製品の特長です。身近なところではデンマーク家具を見ていただければ、この3つの特長を感じ取っていただけるでしょう。

また、テクノロジーの分野においてはこの3つに加え、「統合」がキーワードです。デンマーク人は、異なる何かを一つに合わせ、さらなる価値を創り出すことが得意です。自社の技術を大事にしつつも、機能性向上のため他社のシステムと統合することに柔軟に取り組み、良い結果を生み出しています。

「ビジネスセンター」にMilestone社のIP監視カメラシステムを導入

― デンマーク大使館ではMilestone社のIP監視カメラシステムをどのように活用していますか。

デンマーク大使館では、2006年、大使館内「ビジネスセンター」のセキュリティに、Milestone社のIP監視カメラシステム「XProtect」を導入しました。Milestone社が得意とする「統合」の技術により、単体での導入ではなく、英Paxton社の入退室管理システム「Net2」を連携させ、一つの入退室セキュリティシステムとして活用しています。

― 「IP監視カメラシステム」と「入退室管理システム」を統合することには、どんなメリットがあるのでしょうか。

一番大きなメリットは「画像の検索」ができることです。 監視カメラだけなら画像を録画するだけ、入退室管理だけなら登録されたキーが使われた履歴が残るだけですが、この両システムを連携させれば、カード使用履歴と画像とを関連づけてデータ化されます。

これにより、入退室状況の照会をしたい時には、時間を指定してピンポイントで検索、画像を確認することができます。従来のように1週間分の映像を巻き戻して見る必要がありません。

また、万一事故や事件が起きた場合には、当該時間の画像をCD-ROMなどにエクスポートし、証拠として捜査当局に即座に提出することができます。

ビジネスセンターのドアは2つ。鉄格子の第一ドア脇と、ガラス製の第二ドアのノブ脇にそれぞれNet2を設置。入室の様子はセンター内側天井にあるカメラでガラス越しに撮影、記録される。
ビジネスセンターのドアは2つ。鉄格子の第一ドア脇と、ガラス製の第二ドアのノブ脇にそれぞれNet2を設置。入室の様子はセンター内側天井にあるカメラでガラス越しに撮影、記録される。

デンマーク大使館「ビジネスセンター」とはどんな施設か

― この統合セキュリティシステムを導入したデンマーク大使館内「ビジネスセンター」とはどのような施設ですか。

デンマーク大使館全景。向かって右端のドアが「ビジネスセンター」の入口となる。
デンマーク大使館全景。向かって右端
のドアが「ビジネスセンター」の入口となる。

日本に進出したいデンマーク企業の支援を目的とするインキュベーションオフィス(起業家支援の共同オフィス)です。ここでは、オフィス探し、採用、顧客開発など、日本進出に伴う障壁を少しでも取り除くサポートを行っています。大使館と同じ建物ですが、入り口は別で、入居者は大使館内に許可なく入ることはできません。

この施設の特長は、入居者の入れ替わりが激しいことです。あくまで日本進出の立ち上げ時の利用のため、およそ6ヶ月という短い期間で入居企業が入れ替わります。

― これまでビジネスセンターではどのようなセキュリティを行っていたのですか。

センターの設立当初は特別なセキュリティ対策は行っておらず、普通の鍵を使っていました。しかし複数企業が同時利用するオフィスですから、誰か一人が鍵をなくしてしまったら、錠前ごと取り替え、鍵を全員に配り直さなければなりません。また、入居者が入室時に誰かを連れて入室しても、誰が入ったのか記録に残らないという不安もありました。

そこで2005年秋頃から、セキュリティシステムの導入の検討を始めました。3社の製品が候補にのぼり、比較検討を行いました。

「XProtect」に決定した具体的な理由は、以下の3つです。

選んだ理由1:入退室管理システムとの連携が確立している

― では順番に詳しく伺っていきたいと思います。選んだ一番目の理由「入退室管理システムとの連携が既にできていること」とは、具体的には。

監視カメラと入退室管理を連携させることは最初から考えていました。Milestone社の「XProtect」であれば、この両システムの連携が既に確立しており、インターフェイスも一元管理がしやすい設計になっていることは大きな魅力でした。

選んだ理由2:「どんなカメラにも適合する」

― 二番目の理由「どんなカメラにも適合すること」とは、具体的には。

Milestoneのシステムは、世界30社以上のメーカーのカメラと互換性を持つ。
Milestoneのシステムは、世界30社以上
のメーカーのカメラと互換性を持つ。

大手電機メーカーのシステムのほとんどは、そのメーカーが製造するカメラしか使えません。実際、ほかに検討した2社もカメラの選択の自由はありませんでした。

一方、Milestone社のシステムはデジタル、アナログを問わず、世界中ほとんどのメーカーのカメラを使うことができます。

― カメラを選べることのメリットは何でしょうか。

カメラを選べるメリットは、思いつくだけでも3つあります。

ビジネスセンター カメラ設置例 (左)室内用カメラ (右)入口用カメラ
ビジネスセンター カメラ設置例
(左)室内用カメラ (右)入口用カメラ

1.「設置場所によって最適のカメラを選べる」
望遠が得意なカメラ、暗いところに強いカメラなど、カメラはメーカーによって特長があります。例えばエントランスは夜間に強いカメラにするなど、場所によって使い分けができます。実際、ビジネスセンターでは日本のメーカー数社のカメラを、適材適所に配置しています。

2.「手持ちのカメラを活用できる」
既に持っているカメラでも使うことができますから、システム導入にあたり、すべてのカメラを新しくするのではなく、必要な台数だけ買い足せばよいので無駄がありません。

3.「拡張性」
今後拡張したいと思ったときにもメーカーに縛られないのは便利です。カメラは年々新しいものが出ますし価格も変わりますから、その時点の目的にあわせ、最新のカメラ、あるいは一番経済的なカメラを選ぶことができます。

選んだ理由3:「世界トップシェアである」

― 三番目の理由「世界トップシェアであること」というのは。

Milestone社はIP監視カメラシステムにおいてはヨーロッパのみならず世界のトップシェアです。IKEAなどのグローバル企業を始め、銀行、警察、病院などにも導入されています。セキュリティ製品ですから、実績が数多くある製品は安心感があります。

― Milestone社製品がIP監視カメラシステムのトップシェアである理由はどこにあるとお考えですか。

Milestone製品は操作が簡単で機能的、かつ他システムともなじみが良い。冒頭に述べた「シンプルさ」、「機能性」、「ミニマリズム」、そして統合の技術というデンマーク製品の利点が世界中のユーザーに認められての結果であろうと予測します。

システム導入をKTに依頼

― 「XProtect」の導入はどのように行われましたか。

まず、「XProtect」と同時に導入する入退室管理システムについては、Milestone社製品と連携の実績があるPaxton社製品「Net2」を採用することにしました。

システム導入にあたっては、Milestone社およびPaxton社の日本代理店であり、この両システムの導入実績の豊富なKTに依頼しました。システム導入、そしてカメラ設置作業は非常にスムーズに行われました。

カードキーは1分で発行

― このセキュリティシステムの運用についていくつかお聞きしたいと思います。まず、カードキーの発行はどのように行うのですか。

「アクセス履歴をダブルクリックすると画像を見ることができる。便利ですね」とモンドーフ氏
「アクセス履歴をダブルクリックすると
画像を見ることができる。便利ですね」
とモンドーフ氏

キー発行は非常に簡単です。ビジネスセンターの入居者が利用できるドア、利用できる時間などの権限をあらかじめ登録してありますので、新しい入居者には1分もかからずにカードを発行することができます。退去の時にも操作一つでカードは無効になります。

― 2つのシステムが一つに統合されていますが、管理画面も一つなのですか。

正確に言えば管理画面は2画面です。でもそれによって不便はありません。

― インターフェイスは英語ですか。

日本語です。英語版もありますが、大使館の現地スタッフも使えるように日本語版にしました。

Milestone社の「XProtect」はどんなところに向いているか

― Milestone社の「XProtect」はどんなところに向いている監視カメラシステムだと思いますか。

カメラが何台でも無制限に接続できて、画面分割で画像が一覧できるので、工場や支店が多数ある企業が本社などで一元管理したい場合に適しているシステムだと思います。

そして、指定箇所の参照がすぐにできるので、事故が起きた場合のスピード対応が求められるところ、例えば銀行などにも向いていますね。

また、オープンプラットフォームを採用している監視カメラシステムのため、カメラ・入退室管理システム・映像分析など、周辺技術との連携に非常に優れています。例えば、複数のメーカーのカメラを100台持っていてもスムーズに連携できますし、最新の映像分析技術と組み合わせて活用することもできます。

今後の期待

― Milestone社に今後期待することは何ですか。

今後は「顔認証」の技術を期待したいですね。カードをかざさなくても顔を認識して入室ができるシステムです。カードを家に忘れることはあっても、顔は絶対に忘れないですから(笑)。

― 最後に、KTへ一言お願いします。

Milestone「XProtect」を実際に使用してみると、期待した通りの優れたシステムです。シンプルかつ機能的、そして入退室管理システムとの統合もスムーズなセキュリティ製品を、KTには広めていただきたいと思います。

お忙しい中、ありがとうございました。

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